茜色の
普通の大人になりたくなかったから、始めた音楽があって。
でも、それを不安視している自分がいて。
片や、そのなりたくなかった大人になって行く人たちが、妙にすごい幸せそうで、そういう人たちが逆に羨ましかったりして、また不安になったりして。
こんなことを言ったミュージシャンがいた。
僕は、保育園から高校まで、田舎の小さい村の実家で暮らした。
ずっと、外へ外へ飛び出したかった。
今思うと、自分が思う普通の大人になりたくなかったのかもしれない。
「普通」は難しい。
僕にとっては普通なことが、あなたにとっては特別なことかもしれない。もちろんその逆も。
良いオチをつけるためだけに生きたくはないけど、とりあえず自分だけの特別を見つけられたらー